ホルモン+HER2+。2005年鎖骨上・下リンパ節への領域再発。07年、09年脳転移。2014年現在皮膚転移と格闘ちう
by 猫乃森
≪虹の会≫講演会 乳がん患者の緩和ケア
11月23日(木・祝)にあった、乳がん体験者の会≪虹の会≫の講演会。
病院(緩和ケア病棟)での緩和ケア、在宅での緩和ケア、緩和ケア病院を利用したご家族の体験談、パネルディスカッションなどがあり、一番印象深かったのは、ご家族の体験談とパネルディスカッション、質疑応答でしょうか。先生方のお話も参考になるものではありましたが、病院については今までいくらか知識があったので、そのおさらいという感じで、話を聞いていいました。
病棟での緩和ケアに関しては、入るまでに待たなくてはいけなかったり、緩和病棟に入ると、他の積極的治療が受けられなかったりと、患者やその家族の求めているものとは違っている部分もあります。いくつかの病院では緩和ケア外来などを設けて、抗がん剤などの治療と共に、緩和ケアも受けられるようになってきているようですが、まだまだそれをしている病院は少ないようですし、人手不足もそうすることにブレーキをかけているそうです。
在宅での緩和ケアですが、今回講演された先生のクリニックでは健康保険や介護保険の範囲内で大変細やかなケアが24時間受けられるようになっています。これからはこんな在宅ケアができる所が増えたらいいのに!・・・しかし、それは元々このクリニックが在宅ケアをされているだけでなく、ペインクリニックと言うもうひとつの顔を持っていて、そちらの黒字で在宅での赤字を補っているからできることなのだと仰っていました。また、在宅となるとどうしても家族の負担が増えることになるので、少しでも家族の方が休める時間が取れるように、緊急避難的に使える短期の入院施設があればと考えておられるようですが、それも費用面で・・・。
大きな病院、在宅どちらにも問題点が見えてきて、その問題点は4年前と同じであるとのご家族の方のお話。最後のディスカッションや質疑応答では、先生方の苦悩のようなものが見えました。
がん末期になってからいきなり緩和ケアへシフトするのではなく、抗がん剤などの治療の最中から、痛みなどは緩和ケア専門の医師や看護師に相談することがどこの病院でも出来るようになるといいのですが、まずは身近でどんな病院があるのか知っておくこと、在宅の場合であれば、家で介護するための必要な備品や手助けがどの程度必要なのか、じっくりと相談できる窓口がどこにあるのか、そういったことを事前に調べておくことも大切なようです。
■緩和ケア病棟のある病院
http://www.hpcj.org/pcum.html
■末期がんの方の在宅ケアデータベース
http://www.homehospice.jp/db/db.php
病院(緩和ケア病棟)での緩和ケア、在宅での緩和ケア、緩和ケア病院を利用したご家族の体験談、パネルディスカッションなどがあり、一番印象深かったのは、ご家族の体験談とパネルディスカッション、質疑応答でしょうか。先生方のお話も参考になるものではありましたが、病院については今までいくらか知識があったので、そのおさらいという感じで、話を聞いていいました。
病棟での緩和ケアに関しては、入るまでに待たなくてはいけなかったり、緩和病棟に入ると、他の積極的治療が受けられなかったりと、患者やその家族の求めているものとは違っている部分もあります。いくつかの病院では緩和ケア外来などを設けて、抗がん剤などの治療と共に、緩和ケアも受けられるようになってきているようですが、まだまだそれをしている病院は少ないようですし、人手不足もそうすることにブレーキをかけているそうです。
在宅での緩和ケアですが、今回講演された先生のクリニックでは健康保険や介護保険の範囲内で大変細やかなケアが24時間受けられるようになっています。これからはこんな在宅ケアができる所が増えたらいいのに!・・・しかし、それは元々このクリニックが在宅ケアをされているだけでなく、ペインクリニックと言うもうひとつの顔を持っていて、そちらの黒字で在宅での赤字を補っているからできることなのだと仰っていました。また、在宅となるとどうしても家族の負担が増えることになるので、少しでも家族の方が休める時間が取れるように、緊急避難的に使える短期の入院施設があればと考えておられるようですが、それも費用面で・・・。
大きな病院、在宅どちらにも問題点が見えてきて、その問題点は4年前と同じであるとのご家族の方のお話。最後のディスカッションや質疑応答では、先生方の苦悩のようなものが見えました。
がん末期になってからいきなり緩和ケアへシフトするのではなく、抗がん剤などの治療の最中から、痛みなどは緩和ケア専門の医師や看護師に相談することがどこの病院でも出来るようになるといいのですが、まずは身近でどんな病院があるのか知っておくこと、在宅の場合であれば、家で介護するための必要な備品や手助けがどの程度必要なのか、じっくりと相談できる窓口がどこにあるのか、そういったことを事前に調べておくことも大切なようです。
■緩和ケア病棟のある病院
http://www.hpcj.org/pcum.html
■末期がんの方の在宅ケアデータベース
http://www.homehospice.jp/db/db.php
by neko-no-mori
| 2006-11-25 17:38
| 講演会・イベント情報
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