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ホルモン+HER2+。2005年鎖骨上・下リンパ節への領域再発。07年、09年脳転移。2014年現在皮膚転移と格闘ちう


by 猫乃森

プロフィール・・・今までの経緯・・・

※治療が変更になるたびに随時更新しています。

■現在の治療薬
2014年4月9日よりパラプラチン+ハーセプチン

♀ 1962年生まれ O型 大阪在住
2002年乳癌初発。2005年再発
1987年・1990年生まれの人娘2人、猫娘2匹(猫息子は2007年春お星様に・・・)と同居。
パートナーは1998年くも膜下出血により、現在あの世へ単身赴任ちう(;_;)/~~~
現在の一番の問題は「お金!
好きな事は・・・
  • 踊る事(バレエやジャズダンスを踊って来ましたが現在はお休み中)
  • 料理を作る(お片付けは苦手です^^;)
  • ガーデニングと自然観察(ブログでも時々虫の画像なんかが登場します)
  • 猫とまったりする
  • DIY(役に立つかも・・・と作って失敗する^^;)
Hosnico代表 ホスピタリティー・コミュニケーション講師の馬木あづささんが、私の過去から現在をまとめて下さっています。
◆もっとお話しを伺いたくなる~ある女性の生きざまインタビュー~前篇
◆もっとお話しを伺いたくなる~ある女性の生きざまインタビュー~後篇


2004年肺癌で他界した父をはじめ、
身内の死因は、両祖母以外は全てといっていいほど癌。
しかも、父方は祖父、叔父が若年性のがんだったので、
ひょっとすると遺伝的な影響がある可能性も否定できないと思います。

初発手術は2002年5月28日。病理結果は、
 腫瘍径 3.0cm
 がんの種類 充実線管がん
 波及度 f:脂肪
 リンパ管侵襲 不明
 血管侵襲 不明
 エストロゲンレセプター 陽性80%
 プロゲステロンレセプター 陽性80%
 組織学的悪性度 グレード2
 HER2 陽性+++
腋窩リンパ節郭清(センチネルではありません)していますが転移無し。
再発が分かるまでの3年間はホルモン治療のみ。術後抗がん剤はしていません。
右鎖骨上リンパ節を切除した時の病理ではホルモンレセプターは30%程度だったらしい。

■再発後の治療薬
ハーセプチン(一般名:トラスツズマブ)
 2005年7月~2006年9月。
・タキソテール(一般名:ドセタキセル)+ハーセプチン
 お休みを入れたり4週間毎にしたりしながら、2006年10月~2007年12月。
・ゼローダ(一般名:カペシタビン)+ハーセプチン
 2008年1月~2010年1月。
・タイケルブ(一般名:ラパチニブ)+ゼローダ
 2010年2月~2010年12月。
・FEC(5-FU・一般名:フルオロウラシル+ファルモルビシン・一般名:エピルビシン+エンドキサン・一般名:シクロホスファミド
 2011年2月~2011年4月
ロゼウス(ナベルビンのジェネリック・一般名:ピノレルビン)+ハーセプチン
 2011年5月~2012年4月。
・アブラキサン(一般名:パクリタキセル(アルブミン懸濁型))+ハーセプチン
 2012年5月~2012年12月
・ハラヴェン(一般名:エリブリン)+ハーセプチン
 2012年12月~2013年3月
・フェアストン(一般名:トレミフェン)+ハラヴェン+ハーセプチン
 2013年3月~2013年4月
ジェムザール(一般名:ゲムシタビン塩酸塩)+ハーセプチン
 2013年5月~2013年8月
・ジェムザール+エンドキサン(錠剤)+ハーセプチン
 2013年8月~2013年9月
・タイケルブ+ゼローダ+エンドキサン(錠剤)
 2013年9月~
・ジェムザール+ハーセプチン
 2013年12月~
・パージェタ+タキソテール+ハーセプチン
 2014年2月~
・パラプラチン(一般名:カルボプラチン)+ハーセプチン
 2014年4月9日

※各抗がん剤にリンクを貼っていましたが、がんサポートの詳細ページが会員にならないと見ることが出来なくなってしまったためリンクを外しました。リンクがあるのはがん情報サービスのページです。




■詳しい再発後の経過
2004年末頃から患側の腕に浮腫みが出始める。あとで分かるがこれが再発の兆候。

2005年5月2日 鎖骨上・下リンパ節への領域再発が確定。再びゾラ開始。
 6月生理が止まる。

2005年7月29日 ハーセプチン(分子標的剤)1回目投与の為入院(以後毎週)
 ハーセプチンを開始後、ゾラを中止しノルバデックスのみに。
 ハーセプチン開始1ヶ月ほどで、腕の浮腫みが一気に退く。(経過写真
 10月はじめ生理復活

2005年10月26日 ノルバデックス中止
 1ヶ月毎のリュープリン(ホルモン)の皮下注射開始。
 10月31日のCTの画像上では腫瘍は見られない。

2006年1月18日 ハーセプチン3週毎、リュープリン3ヶ月毎に変更。

2006年1月23日 PET-CT これにも腫瘍は写らず。

2006年4月28日 蜂窩織炎(ホウカシキエン)かと思われる症状が出て受診。
 抗生剤により、数日で腫れが引く。
 結局あれは蜂窩織炎だったんだか何だったんだか(ーー;)。写真はこちら

2006年7月3日 6月21日撮影のCTの結果と触診により、鎖骨上部、手術部等
 3ヶ所にそれぞれ1.5cm前後程度のしこりが見付かる。
 5日よりアリミデックス追加。

2006年10月18日 9月20日CT、骨シンチの結果
 腫瘍は大きくなってきているが、他臓器への転移なし。
 ハーセプチン+タキソテール90mg開始。
 ホルモン剤中止。リュープリン(3ヶ月毎)は9月30日終了、
 アリミデックスは10月初めで終了。

2007年6月6日 浮腫みのためハーセプチン+タキソテールが3週間毎から4週間毎に。

2007年10月4日 ガンマナイフ。9月20日のMRIの結果脳転移が発覚
 (前頭葉に4センチ弱1ヵ所)
 10月3日~5日の2泊3日で治療。

2007年11月21日 MRIの結果、脳転移消失。

2007年12月19日頃 胸の真ん中辺りにポチポチとニキビのようなしこり出現。

2008年1月16日 抗がん剤をハーセプチン(3週毎)+ゼローダに変更。
 その後画像上からはしこり消失。

2008年8月29日 生理復活?経過観察中(ーー;)。

2008年11月11日 リュープリン追加。

2009年3月4日 前回(07年10月)の脳腫瘍の横に再び新たな1cm強の影。
 放射線壊死か転移かは不明。

2009年5月18日 2度目の脳転移と確定。ガンマナイフ照射。1泊。

2009年12月10日 日帰り手術→病名:右鎖骨上リンパ節転移 術式:摘出術 だって。

2010年02月06日よりタイケルブ+ゼローダ開始。

2011年01月19日よりFEC開始。

2011年05月11日のPET-CTの結果、右乳癌術後局所再発+傍胸骨リンパ節転移と右胸膜腫瘍浸潤が見付かる。

2011年05月25日よりハーセプチン+ナベルビン開始。

2012年03月26日のPET-CTの結果、右乳癌術後局所再発+両側頸部深部リンパ節+右上縦隔リンパ節腫大多数+右第6肋骨骨転移。

2012年05月2日 ハーセプチン+アブラキサン開始。

2012年12月20日 見た目で右乳癌術後局所再発増悪によりハーセプチン+ハラヴェン開始

2013年03月6日 PET-CTの結果、2012年と比較して右乳癌術後局所再発と骨転移が増悪。フェアストン追加。

2013年05月15日 見た目で右乳癌術後局所再発増悪によりハーセプチン+ジェムザール開始。

2013年8月14日 右乳癌術後局所再発(皮膚転移)増悪でエンドキサン(錠剤)追加。

2013年9月18日  「ずっとハーセプチンだから、試しにタイケルブに戻したらどうなるのぉ~?」と言ってみたら、本当にそうなってタイケルブ+ゼローダ+エンドキサンに。

2013年12月18日 ジェムザール時よりマーカーの数値の上昇が激しいので 再びジェムザール+ハーセプチンに戻す。

2014年2月5日 通っている病院でパージェタが使用できるようになったので、パージェタ+タキソテール+ハーセプチンに変更。

■初発から再発が見付かるまでの経過
2002年1月
近所の病院で半日ドック
右胸、1.5cmのしこり
良性であるか、悪性であるかは不明
しこりが動くのと柔らかい事から、おそらく良性ではとの判断。
でも、大きくなるようなら良性でも手術ということで、1ヵ月後再検査とのこと。

2002年2月
再検査(触診のみ)で、問題なしとの判断。
しこりまだあるんだけどいいの?

2002年4月
どう考えても、しこりが大きくなっているので、
診てもらいに行くと、しこりの大きさは3cmに。
水が溜まっているだけでしょうとのことで、注射針を刺すが、水は抜けない。
その針に着いた細胞を検査に出す。

2002年GW明け
検査結果で、ほぼ悪性と確定。
紹介状をもらい、1週間後、専門医のいる病院へ。
この段階でしこりは3.8cm。
その後、手術に向けて、各検査の為、数度通院。

2002年5月27日入院
2002年5月28日手術
乳房切除で、腫瘍の大きさ、部位等から見て、乳房全摘。
リンパ節への転移の可能性を考え、腋下リンパ節も切除。

その後
翌日午後にはベッドを降りて自力で歩ける。
右腕は直後は上がらないが、
ちょっとずつリハビリを続ける事で、
退院する頃には痛みはするが頭の上程度まであがる。
腋の下に付けられた血液やリンパ液を出す為のドレーン(管)は、
確か術後6日で取れた。
入院9日目、手術から8日目で退院。
神経の一部も取ってしまっているとかで、
傷の痛みは無し。

抜糸は退院後の通院で。確か手術から2週間後くらい。
その頃、細胞の検査結果が出て、リンパ節への転移は無し。

2年間の皮下注射と5年間の経口薬でのホルモン療法。
(ゾラデックスとノルバデックス)
その副作用は、私の場合、ホットフラッシュ(顔面紅潮)程度。

ゾラデックスは2年経過した2004年5月で終了。
同年9月には生理復活。2年止めたのにね(^^;)

切腹するわけではないので、術後の回復は早いです。
腕はリハビリしないと上がらないと看護士さんには脅されますが、
踊る人間(趣味ですが^^;;;)の場合、
おそらくこういうリハビリは苦になりません。
却って燃えます(^^;)
まあ、踊ってない人でも、普通に生活していれば、
そう必死にならずとも、普通に上がるようになるようです。
大事にしすぎて動かさないのは、かえって良くないようです。

手術前は仕事が忙しく、1年ほど踊っていなかったのですが、
乳癌と言う事で仕事をセーブし、リハビリにもなるだろうと、
術後1ヶ月で近くにあったスタジオにバレエの体験レッスンを受けに。
動けない事はなかったと言う感じ。
どう動くとかより、順番追うのに必死ですから(^^;)
その後、夏休みが入ってドタバタして3ヵ月後、
ジャズの見学をさせてもらった後、9月半ばに入会。

踊りに影響があるかないか。。。
手術をした右腕は、左と同じようには上がりません。
まっすぐに伸ばすと、突っ張り感があります。
動かさないとなおさらで、日常生活では大丈夫でも、
ストレッチを怠ると(今もそうだったりする)
ヘンに力が入るので、ポールドブラ(腕の動き)が
ぎこちないかもしれません。

胸をそらす動きは、傷口がかなり引っ張られるので、
最初はちょっと怖かったし、
傷口が突っ張って後ろに行きませんでしたが、
それも、動かしていれば、ほぼ元に戻るようです。
しかしこれも、日常生活ではほとんどない動きですから、
やらなければ、また突っ張ってしまいます。

・・・と言うのが、手術後2年くらいまでの経緯。
by neko-no-mori | 2012-06-18 12:18 | プロフィールと経過

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