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ホルモン+HER2+。2005年鎖骨上・下リンパ節への領域再発。07年、09年脳転移。2014年現在皮膚転移と格闘ちう


by 猫乃森

PET - CT

昨日は、朝、雪だった。
PET - CT_e0034047_1761568.jpg

PETの予約は11時で、明るかったのですぐに止むかと思っていたら、病院に着くまで降っていた。陽が差していたのに。

PETとは・・・
PETとは、Positron Emission Tomographyの略で、ポジトロンを 放出するアイソトープで標識された薬剤を注射し、その体内分布を特殊なカメラで映像化する新しい診断法です。ポジトロンCTとも呼ばれます。
PETで使用される薬剤(FDGと呼びます)はブドウ糖をアイソトープで標識したものです。細胞はブドウ糖をエネルギー源として使っていますが、がん細胞は正常の細胞よりも活動性が高いため、栄養であるブドウ糖をたくさん取り込む性質があります。
したがってFDGもがん組織に多く取り込まれ、この部分から正常組織よりも強い放射線が出てきます。放射線の量は腫瘍細胞がブドウ糖を取り込む量、つまり活動性に比例するため、PETはがん細胞の機能(活動性)を反映する検査といってよいでしょう。

※国立がんセンターHPより抜粋
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/diagnosis/010605.html



病院に到着後、事前に書いてきた問診表と、病院から借りてきた10月のCT画像を渡し、住所、氏名等を記入、検査の流れの説明を受け、先に会計を済ませる。病院の紹介でなく、がん検診としてPET-CTを受ける場合、私の行った病院だと12万円だそうだ。私のように癌と診断され、他の病院からの紹介があれば保険が利くので、3割負担の場合で2万3千円ほど。
ちなみに、高い検査をする病院と言うだけあって、カードが使えるらしい。受付・会計に主だったカード会社のロゴマークが(^^;)。
高い検査だけど、この検査1回で、一部を除いて(腎臓や膀胱周辺は分かり辛いらしい)、PETとCTを組み合わせる事によってかなり小さな癌まで発見できる。

血圧を測定するのだが、最初、自分で測る血圧計では、なななんと、188-101と出たッ!そう、どこにでもある私の嫌いな、右手で測る事しか考えていない測定器!しかも病院の中はやたらと暑く、絶対に高いだろうとは思っていたけれど、188って出たのでびっくりした。そばにいた看護師さんもびっくりして、「いつもこんなに高いんですか?!」
この器械が苦手な事を話して、別室で、普通腕に巻くタイプの血圧計で測ってもらったら138-88。ちと高いけど、まあ、範囲内かな。

その後、医師からPETについての説明、問診の後、身長と体重を量り、別階へ移動して、更衣室で、ジャージのような服に着替える。新しい病院なので、自分で暗証番号を入力するロッカーが設置してある。短時間のことなんだけど、暗証番号を忘れたらどうするんだろう?・・・なんて余計な心配。

着替えたら、ペットボトル350ccのミネラルウォーターを渡され飲み切る(何故水を飲むのか、理由は忘れました^^;)。その後、採血と検査薬(FDG)を静脈に注射。2度注射されるのかと思ったら、入れた針で、採血と検査薬の注入が出来るようになっている。採決は血糖値を測るだけなので、少量でその場で結果が出る。数値は91と出た。正常範囲。数分で検査薬の注入終了。この検査薬はブドウ糖の一種で、副作用がないそうだ。

その後、3畳ほどの個室に移り、リクライニングチェアにゆったりと腰かけ、40分ほど過ごす。
「時間が来たら椅子の正面に置かれたディスプレイに指示が出ますので指示に従って、トイレを済ませ、検査室にお入りください。」
「寝ちゃって気が付かなかったらどうするんですか?」
「しばらくして出て来られない場合、技師が呼びに参りますので、寝てていいですよ。」
1時間ぐらいこの待機時間があることは知っていたのでその時に読むために、本を持って行っていたのだが、残念ながら、本を読んだり、おしゃべりをしたりしてはいけないそうだ。
目の前のディスプレイには、月下美人と思われる花の蕾が、徐々に開いていく姿が繰り返し映し出される。リクライニングチェアのリモコンをあれこれ操作。オオこっちが足の上下で、こっちが背もたれねっ。ディスプレイにカメラのようなものが付いてるけど、ひょっとしたら今この私があれこれいじって遊んでいるところ、見られてるのかしらぁ~???ひとしきり椅子で遊んだ後、用意してあったタオルケットをかけておやすみなさい。。。

画面が変わり、指示が出たので、トイレに行き、検査室へ。CTのような器械に寝転び、両手をほぼまっすぐに挙げ、掌を重ねて検査開始。まずCTが5分ほど、その後、PETが15分、合計20分位じっと動かずにいることになる。機械の輪の中を、ベッド時々動く。それまでの時間に比べると、あっという間に検査終了。その後、画像がちゃんと撮れているかの確認のため、再び15分ほど元の個室に戻ってリラックス。
「大丈夫でした。お帰りいただいて結構です。」

着替えをして、ハイさようなら。暗証番号を忘れることなく、ちゃんとロッカーは開いた!
・・・(^^;)
検査結果は病院から病院へ。本人が結果を聞くのは次の受診日となる。朝から絶食だったので、帰りには母&娘と待ち合わせて、近くのレストランでランチ。

MIクリニック
http://www.jinsen-pet.jp/

結果はこちら
by neko-no-mori | 2006-01-23 18:08 | 検査

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