ホルモン+HER2+。2005年鎖骨上・下リンパ節への領域再発。07年、09年脳転移。2014年現在皮膚転移と格闘ちう
by 猫乃森
医療関係者もがん患者の就労支援を・・・の続き
涼しくなるとやたらと文句を言いながら引っ付いてくる猫たち。この写真は今朝ダラァ~っとリビングに寝そべっていたらその胸元にへばり付いてきた茶々様。
私が動いているとやたらと文句を言ってくるんだけど、こうやって私が横になったり座っていたりすると引っ付いて来てまったり。今はミ~ちゃんがお膝です(^^;)。
医療関係者もがん患者の就労支援をと言う2つ前の記事に、縁さんからコメントを頂いたんですが、なんか読み返してみたらボケボケのお返事を書いていたので、改めて記事にします。コメント欄には字数制限もありますしコメントまでは皆さんご覧にならないと思うと言うこともあるので。
元の記事によりますとハローワークと病院が連携してとありますので、おそらく病院にハローワークの人が出張してきているんでしょう。しかし、全国の5つの拠点病院って、無いに等しいじゃん!
おそらく病院の相談支援センターにがん患者が相談をしに行けば、以下の事はちゃんと伝えてくれる筈です。
乳がんで言えば半年~1年程度は治療等で体調が不安定だったり、病院に行く機会が多いので普通の人よりお休みが増えるかもしれないけれど、その後は本当に普通に生活出来ます。実際私も初発の時、入院を含めて2週間お休みしますと仕事を貰っている会社に伝えましたが、その後は普通に仕事が来ていて、再発してからも特に休まないで仕事をしていました。
もっとも、在宅と言う形態だったから出来たとも言えますが、まとめて仕事が来ちゃったりすると土日は消えますし、お盆や正月休みも長期で休ませてもらったことは無いです。徹夜とかもしてました。
乳がんの再発治療は初発の治療より緩やかです。初発はがんをしっかり叩くために少々きつい治療になりますが、再発の場合は共存していくために身体になるべく負担がかからない治療です。
おそらく病院側が出来る一番簡単な対応は、がんが発見された時に告知と同時に、仕事だけでなく必ずぶち当たるであろう問題を小冊子にしたものを手渡すこと。そして、そこには詳細が知りたいときに問い合わせる窓口が書いてあること。
多分、私が考えつくようなことは誰でも考えつくわけで、既にそんな冊子はあります。でも、私は病院でそれを受け取ったのではなく、講演会に行ったり患者会に送られて来た物を目にしただけです。そんな患者は一握り。それががん患者の全ての手に渡らなければ全く作った意味がないと思うんです。
ひょっとすると私が知らないだけ?いや、そんなことは無いでしょう。だって、この記事でも、数日前にEテレでやっていた番組でも出ていたと思うんですが、がんになったと告知されて、おそらく治療後に働けなくなるだろうと思って職場に病気のことを告げずに離職してしまう人がいるんです。
辞めることはいつでも出来ます。がん治療にはお金がかかります。そして、働くことが生きる希望にもつながります。職場の人に自分の病気を言うことは辛いことかもしれません。でも、治療がひと段落するまで自分にとって何が大切なのかよく考えてください。すぐに辞めることはしないでください。
既に辞めてしまった人も含めてですが、がん患者でも働けます。おそらく治療中(そう長い期間ではない)は、普通の人よりも働く時間や内容に制約が出るかもしれません。でも、ほとんどのがん患者は本当に普通に働けるんです。生活習慣病を患っている人だって山ほどいるでしょう。その人たちと同じ。特別じゃありません。
医療者側に出来る事もいっぱいあるでしょう。でも、それ以上にやっぱり行政側がこの件について企業にもっともっと伝える必要があるんではないでしょうか。
ただね~、現状では新卒者さえ就職が難しい時代。景気が回復しないことには、企業側も病人にまで目が向かないですかね・・・。
私が動いているとやたらと文句を言ってくるんだけど、こうやって私が横になったり座っていたりすると引っ付いて来てまったり。今はミ~ちゃんがお膝です(^^;)。
医療関係者もがん患者の就労支援をと言う2つ前の記事に、縁さんからコメントを頂いたんですが、なんか読み返してみたらボケボケのお返事を書いていたので、改めて記事にします。コメント欄には字数制限もありますしコメントまでは皆さんご覧にならないと思うと言うこともあるので。
元の記事によりますとハローワークと病院が連携してとありますので、おそらく病院にハローワークの人が出張してきているんでしょう。しかし、全国の5つの拠点病院って、無いに等しいじゃん!
おそらく病院の相談支援センターにがん患者が相談をしに行けば、以下の事はちゃんと伝えてくれる筈です。
- 今の仕事を辞めなくても色々な制度を使えば全額とはいかなくてもある程度の収入は確保されること
- 治療がひと段落すれば仕事は続けられること
乳がんで言えば半年~1年程度は治療等で体調が不安定だったり、病院に行く機会が多いので普通の人よりお休みが増えるかもしれないけれど、その後は本当に普通に生活出来ます。実際私も初発の時、入院を含めて2週間お休みしますと仕事を貰っている会社に伝えましたが、その後は普通に仕事が来ていて、再発してからも特に休まないで仕事をしていました。
もっとも、在宅と言う形態だったから出来たとも言えますが、まとめて仕事が来ちゃったりすると土日は消えますし、お盆や正月休みも長期で休ませてもらったことは無いです。徹夜とかもしてました。
乳がんの再発治療は初発の治療より緩やかです。初発はがんをしっかり叩くために少々きつい治療になりますが、再発の場合は共存していくために身体になるべく負担がかからない治療です。
おそらく病院側が出来る一番簡単な対応は、がんが発見された時に告知と同時に、仕事だけでなく必ずぶち当たるであろう問題を小冊子にしたものを手渡すこと。そして、そこには詳細が知りたいときに問い合わせる窓口が書いてあること。
多分、私が考えつくようなことは誰でも考えつくわけで、既にそんな冊子はあります。でも、私は病院でそれを受け取ったのではなく、講演会に行ったり患者会に送られて来た物を目にしただけです。そんな患者は一握り。それががん患者の全ての手に渡らなければ全く作った意味がないと思うんです。
ひょっとすると私が知らないだけ?いや、そんなことは無いでしょう。だって、この記事でも、数日前にEテレでやっていた番組でも出ていたと思うんですが、がんになったと告知されて、おそらく治療後に働けなくなるだろうと思って職場に病気のことを告げずに離職してしまう人がいるんです。
辞めることはいつでも出来ます。がん治療にはお金がかかります。そして、働くことが生きる希望にもつながります。職場の人に自分の病気を言うことは辛いことかもしれません。でも、治療がひと段落するまで自分にとって何が大切なのかよく考えてください。すぐに辞めることはしないでください。
既に辞めてしまった人も含めてですが、がん患者でも働けます。おそらく治療中(そう長い期間ではない)は、普通の人よりも働く時間や内容に制約が出るかもしれません。でも、ほとんどのがん患者は本当に普通に働けるんです。生活習慣病を患っている人だって山ほどいるでしょう。その人たちと同じ。特別じゃありません。
医療者側に出来る事もいっぱいあるでしょう。でも、それ以上にやっぱり行政側がこの件について企業にもっともっと伝える必要があるんではないでしょうか。
ただね~、現状では新卒者さえ就職が難しい時代。景気が回復しないことには、企業側も病人にまで目が向かないですかね・・・。
by neko-no-mori
| 2013-09-05 19:16
| がん患者の就労
カテゴリ
プロフィールと経過乳がんお役立ちリンク
乳癌関連ニュース
リンパ浮腫
脳転移・ガンマナイフ
抗がん剤と副作用
皮膚転移
検査
日常
講演会・イベント情報
講演会レポート
本
医療費
肉体改造計画
補完代替医療
抗ホルモン薬
ハーセプチン
タキソテール
ゼローダ
タイケルブ
FEC
ナベルビン
アブラキサン
ハラヴェン
ジェムザール
パージェタ
カルボプラチン
緩和医療
医療の周辺
がん患者の就労
患者会
旅するぞっ!
観察日記♪
関連用語
ブログパーツ
フォロー中のブログ
藤浩志Report*ムスカリのしっぽ*
ぶつぶつ独り言2(うちの...
猫・ときどき提琴
take it easy...
COMPLEX CAT
七匹目のどじょう
パリときどきバブー f...
☆大阪百科☆ニュース
ギャラリー猫の憂鬱
故事ことわざ辞典blog
一花一葉
猫目堂
Day by day 心...
★ 野草デジカメ日記★
漂流生活的看護記録
フルエル堂のふるふる日記
足跡のこして~
乳ガンと社会を考えるブロ...
☆私の大切な人達へ☆ あ...
グリーフサポートルーム
ヴォーリズを訪ねて
駄スケの第一歩
乳腺外科医のブログ
揺々日記
solesole工房
ツジメシ。プロダクトデザ...
霧のうさぎ
log-min
Give me a Re...
プロシード・社長のブログ
igrεk mani
team nakagawa
風歩記
LINK
がん医療相談
爽秋会クリニカルサイエンス研究所
患者さん中心のがんチーム医療のために:チームオンコロジー.Com
癌の情報Tips
がん治療の虚実
オンコロジストの独り言
腫瘍内科医 勝俣範之のブログ
「漢方がん治療」を考える
In My Garden
松永和紀blog
がん患者を舐めんなよ!
* ゆらら乳がんと歩む *
退院後日記
パトの足跡 *乳がん記*
出もの腫れもの処嫌わず
Fumiのひとりごと・・・。
ご飯、ときどき雑記
てくてく 歩い て く てくてく
夫婦旅でござんす
パーとねこの趣くがままに・・・。
鍼灸整骨院 一心堂
爽秋会クリニカルサイエンス研究所
患者さん中心のがんチーム医療のために:チームオンコロジー.Com
癌の情報Tips
がん治療の虚実
オンコロジストの独り言
腫瘍内科医 勝俣範之のブログ
「漢方がん治療」を考える
In My Garden
松永和紀blog
がん患者を舐めんなよ!
* ゆらら乳がんと歩む *
退院後日記
パトの足跡 *乳がん記*
出もの腫れもの処嫌わず
Fumiのひとりごと・・・。
ご飯、ときどき雑記
てくてく 歩い て く てくてく
夫婦旅でござんす
パーとねこの趣くがままに・・・。
鍼灸整骨院 一心堂
以前の記事
2014年 07月2014年 06月
2014年 05月
more...
タグ
美味しい(319)植物(295)
猫(201)
モノ(150)
景色(71)
昆虫(69)
街(57)
大阪(44)
ヒト(38)
鳥(37)
時(32)
本(28)
身体の一部(21)
音楽(10)
生き物(10)
魚(5)
美術(5)
犬(3)