ホルモン+HER2+。2005年鎖骨上・下リンパ節への領域再発。07年、09年脳転移。2014年現在皮膚転移と格闘ちう
by 猫乃森
がんの痛みのコントロール
毎年お隣の土手?沿いに実を付けるナワシロイチゴ。ちょっと見ない間に熟してました~。
今年はちょっと数が少ないです。一度、収穫してソース作りましたけど、結構手間がかかるのと、おそらくもうすぐバーバラさん@母の元に友人Yさんからブラックベリーが大量に届くと思うので、この小さい実でもう何かを作ろうという気にはなりません。そのままでも食べられますが、種が結構口に残るしそれ程美味しい物でもないし(^^;)。
さて、昨日は体調がイマイチだったんですが本日は復活!したので、朝からバタバタお洗濯など干しつつ何気にTVを点けたらがんの緩和がどうのこうの・・・。大腸がんが再発された方が元気にお洋服屋さんのお仕事をしている姿が映っています。一時は痛みで食べられない寝られないで、ついには10日間ほど入院したとかなんとか。現在は痛みを薬でコントロールして、仕事も出来て、食事もおいしく頂けていると食事の風景も映っていました。
がんが再発しても痛みをコントロールして、仕事だって出来るようになったんですね!主治医も登場し、痛みがコントロール出来て体調も良くなり抗がん剤治療も再開していますと。それは、良かった~!・・・って?良くない!!!私、腹が立ちました。
この主治医、眠ることも出来ず、食べられなくなる程の痛みでやせ細って、ついに入院するまでに至った患者の状態に全然気が付かなかったのか?!入院する前にも抗がん剤治療をしていたということだから、主治医もそうだけど看護師も気付かなかったのか?東京の大きな大学病院で?
TVでチラッと見ただけだから病院名間違っているかもしれないけれど、調べたら・・・あっちゃぁ~、緩和ケア病棟まである「がん診療連携拠点病院」だわ(・_・;)。TVの編集された短い情報なのでそこにはもっと色々な事があるかもしれないけれど、それを差し引いても問題アリでしょ。
うちの病院でもそうですが、患者自身がちゃんと自分の状態を把握して自己申告せずに黙って我慢していると、それで大丈夫だと思って大事な事がスルーされてしまう可能性があります。痛みについては特にそうかもしれません。でも、どんどん痩せて来ていたら、また問診で「食べてますか?寝てますか?痛みはどうですか?」と聞いていたら?うちの病院でもその程度のこと聞いてくれますよ。
痛みの感じ方は人それぞれではありますが、どの程度の痛みかは検査数値では出て来ません。ご本人がどの程度の痛みかをはっきりと主治医や看護師に伝えなければ、これに関する治療は始まりません。そして、日本人は痛みは我慢するものだと思っている人が多いです。ダメです。言わないと。
そして、がんの痛みは我慢すればする程、薬が効きにくくなるそうです。それから、緩和ケアと言うともう末期の人が受ける治療であると思っている人が多いようですが、がんの初期から緩和ケアは必要です。
Wikipediaの緩和医療にもこのような文章が載っています。
痛みは決して我慢せず、しっかりと主治医に伝えてください。また、痛みのコントロールは専門家でないとなかなか難しい面があります。かかっている病院に緩和ケア科や麻酔科があればそちらで、また難しいようなら専門の医療機関に罹ってください。
※参考リンク
・国立がんセンター・がん情報サービス 痛み止めの薬の知識
・日本緩和医療学会 がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2010年版)
・JPAP(Japan Partners Against Pain®) 全国施設リスト
(全ての病院が掲載されている訳ではありません。)
今年はちょっと数が少ないです。一度、収穫してソース作りましたけど、結構手間がかかるのと、おそらくもうすぐバーバラさん@母の元に友人Yさんからブラックベリーが大量に届くと思うので、この小さい実でもう何かを作ろうという気にはなりません。そのままでも食べられますが、種が結構口に残るしそれ程美味しい物でもないし(^^;)。
さて、昨日は体調がイマイチだったんですが本日は復活!したので、朝からバタバタお洗濯など干しつつ何気にTVを点けたらがんの緩和がどうのこうの・・・。大腸がんが再発された方が元気にお洋服屋さんのお仕事をしている姿が映っています。一時は痛みで食べられない寝られないで、ついには10日間ほど入院したとかなんとか。現在は痛みを薬でコントロールして、仕事も出来て、食事もおいしく頂けていると食事の風景も映っていました。
がんが再発しても痛みをコントロールして、仕事だって出来るようになったんですね!主治医も登場し、痛みがコントロール出来て体調も良くなり抗がん剤治療も再開していますと。それは、良かった~!・・・って?良くない!!!私、腹が立ちました。
この主治医、眠ることも出来ず、食べられなくなる程の痛みでやせ細って、ついに入院するまでに至った患者の状態に全然気が付かなかったのか?!入院する前にも抗がん剤治療をしていたということだから、主治医もそうだけど看護師も気付かなかったのか?東京の大きな大学病院で?
TVでチラッと見ただけだから病院名間違っているかもしれないけれど、調べたら・・・あっちゃぁ~、緩和ケア病棟まである「がん診療連携拠点病院」だわ(・_・;)。TVの編集された短い情報なのでそこにはもっと色々な事があるかもしれないけれど、それを差し引いても問題アリでしょ。
うちの病院でもそうですが、患者自身がちゃんと自分の状態を把握して自己申告せずに黙って我慢していると、それで大丈夫だと思って大事な事がスルーされてしまう可能性があります。痛みについては特にそうかもしれません。でも、どんどん痩せて来ていたら、また問診で「食べてますか?寝てますか?痛みはどうですか?」と聞いていたら?うちの病院でもその程度のこと聞いてくれますよ。
痛みの感じ方は人それぞれではありますが、どの程度の痛みかは検査数値では出て来ません。ご本人がどの程度の痛みかをはっきりと主治医や看護師に伝えなければ、これに関する治療は始まりません。そして、日本人は痛みは我慢するものだと思っている人が多いです。ダメです。言わないと。
そして、がんの痛みは我慢すればする程、薬が効きにくくなるそうです。それから、緩和ケアと言うともう末期の人が受ける治療であると思っている人が多いようですが、がんの初期から緩和ケアは必要です。
Wikipediaの緩和医療にもこのような文章が載っています。
定義
世界保健機構(WHO)は2002年に次のように定めた。
緩和ケアは、生命を脅かす疾患による問題に直面する患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的、心理的、社会的な問題、さらにスピリチュアル(宗教的、哲学的なこころや精神、霊魂、魂)な問題を早期に発見し、的確な評価と処置を行うことによって、 苦痛を予防したり和らげることで、QOL(人生の質、生活の質)を改善する行為である、としているのである。
~中略~
緩和医療の実際
かつては医療の現場では、医療としての意識・治療行為が少なかった(欠如していた)が、現在では次第に、終末期医療に限らず、診断の初期から重視すべきであるとされ(がん対策基本法)る。 緩和医療は、診断の時にはじまり、根治治療、保存的治療、症状緩和治療へと治療目的が推移するごとに、段階をへてゆくに従って緩和ケアの役割を意識的に大きくしてゆくことが推奨されている。適切なケアを行うために、緩和ケアでは患者の治療の目的が何かを正しく把握する要請が高い。
痛みは決して我慢せず、しっかりと主治医に伝えてください。また、痛みのコントロールは専門家でないとなかなか難しい面があります。かかっている病院に緩和ケア科や麻酔科があればそちらで、また難しいようなら専門の医療機関に罹ってください。
※参考リンク
・国立がんセンター・がん情報サービス 痛み止めの薬の知識
・日本緩和医療学会 がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2010年版)
・JPAP(Japan Partners Against Pain®) 全国施設リスト
(全ての病院が掲載されている訳ではありません。)
by neko-no-mori
| 2013-06-16 15:40
| 緩和医療
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