ホルモン+HER2+。2005年鎖骨上・下リンパ節への領域再発。07年、09年脳転移。2014年現在皮膚転移と格闘ちう
by 猫乃森
がん患者と家族のためのこころの処方箋
意味無く、今朝の朝ごはん。昨日バーバラさん@母から貰った栗ごはんと上娘のお弁当の残り。
んとね~、見て頂くのは後半のリンクだけでいいかもしれない・・・ことと、久しぶりの講演会メモです。あくまでも私のメモ。間違いがあるかもしれませんよ~と断ったうえで・・・。
まず、がんの告知は乳がんの場合は100%告知されるわけですが、がん全体では日本の場合まだ60%程度しか告知されないそうです。で、耳鼻科系のがんで調べたところ、告知しない方が疑心暗鬼に陥り、精神症状が多くみられるそうです。
会場で告知して欲しいかそうでないかとの問いに、自身の告知についてはほとんどの人が告知して欲しいと手を挙げていました。しかし、それが家族となると話は別。告知しないことは家族を守ることにはならないということを覚えておきましょう。φ(..)メモメモ
がん告知後、時間の経過とともに受容と否認の波を繰り返しながら徐々に受容の方向に向かっていきます。あるポイントに達すると情報を集めたり周囲の人に相談したり、セカンドオピニオンを受けたり、治療を受け入れます。しかし、こうならない場合があります。適応障害やうつ病に5~10%の人が陥ります。
また、再発など悪い知らせで受容から否認にドンと落ちます。そこからまた受容に向かう訳ですが。そして、がん患者の場合、3分の1の人に特別な心のケアが必要になるそうです。
うつ病は全人口の3~6%、400万人~800万人いるらしいですが、受療者は100万人しかおらず治療を受けなければならないのに本人や家族に自覚がなく治療を受けずにいます。そして、内科医や外科医にはうつ病の合併があっても良くわかっていません。・・・という事で、本人や家族、医者であっても、がんという大きな病気になったのだから落ち込んでも当たり前だとか思わないこと。2週間以上全然気分は前向きにならないぞ!と、本人や周囲が感じたら専門家に相談しましょう。φ(..)メモメモ
で、詳しいうつの症状だとか、なりやすい人だとかがあるわけですが、がんと同じでなっちゃったものは対処するしか仕方がない!ってことで~それは省いて(^^;)、うつになりらないようにするにはどうすればいいかってことが大事なわけです。
ソーシャルサポートがある人
・病気になりにくい
・がんでもソーシャルサポートがある方が長生きする
・主治医とフランクに話せる患者は長生きする
米国でグループ療法というものを乳がん転移した集団を対象にしたところ、していなかった人より2倍長生きをしたそうな。また、その治療後も患者同士で連絡を取り合うようになるそう。何か分かりますね、その感覚。院内でも患者会などでもお互いに聞き合い、情報交換をすることで次の手段を知ったり励ましあえたり、治療に前向きになれる気がします。そういう意味で、このインターネットを使ったブログや掲示板、SNSなども結構役にたっているんじゃないのかな?直接会ってお話をするのが一番だとは思いますけど。
心と体をほぐすことで、からだの調子を整える。という事で、リラックスする方法。
・・・と説明しようと思いましたが、保坂先生ご自身ががんになった人を対象に解説しているページがありましたのでリンクを貼ります。
不安の正体を医療者と一緒に見極めましょう。
一人でできるリラクセーションやイメージ療法もあります
・・・とここまで来て何ですが、上に挙げたページがあるサイト、ココ見るとこの講演の内容が網羅されているような(^▽^;)
ご自身が、がんになったら
わたし、何のためにここまでまとめたんでしょorz
でも、この「がん患者さんと心の社会生活をサポートする情報サイト 大切にしたい、いのちのビジョン。」は、なかなか優れものです。がん患者だけでなくどんな方にも見てほしいサイトです。
あっと、それから・・・
・適度な運動はがんに良い。
・家族の方がダメージを受けている場合がある。
この2つも大切でした。この講演の後、理学療法士による簡単なリハビリ体操がありました。主に腕を動かす運動ですが、それをする以前のからだの準備、呼吸と体の内側(体幹)を整えるような運動もありました。
そして家族の事。患者側は前向きに治療に向かうようになっても家族の方が落ち込んだりします。大切な人を失う喪失感、頑張って患者を支えなければいけないというプレッシャーが家族を襲います。家族は第2の患者だそうです。どちらも体験していますが、本当に家族としてがん患者を支える方が辛かったです。グリーフワークが1年は必要だそうです。
追記:外科医や内科医は心の病気を良く分かっていない場合が多いですが、精神科医もがんの治療について知らないことが多いようです。乳がんでいえば、ノルバデックスが原因と思われるうつの患者にパキシルはいけないそうです。その場合、トレドミンを利用するのがいいそうです。で、どの薬でもそうですが、その薬(ノルバデックス)をやめれば症状はなくなりますが、再発などの事を考えると抗うつ薬を使って副作用を抑えながら治療を続けることがいいとのことです。
で、今薬の名前にリンクを貼ろうと「おくすり100番」を見ていて思ったんですが、ノルバデックス(タモキシフェン)の方に飲み合わせが悪い薬が書いてあっても、パキシルの方には飲み合わせが悪い薬があります程度のことしか書いてありません。新しい薬を他科で出された場合、薬剤師に確認をすることとご自身でも調べてみてください。
んとね~、見て頂くのは後半のリンクだけでいいかもしれない・・・ことと、久しぶりの講演会メモです。あくまでも私のメモ。間違いがあるかもしれませんよ~と断ったうえで・・・。
まず、がんの告知は乳がんの場合は100%告知されるわけですが、がん全体では日本の場合まだ60%程度しか告知されないそうです。で、耳鼻科系のがんで調べたところ、告知しない方が疑心暗鬼に陥り、精神症状が多くみられるそうです。
会場で告知して欲しいかそうでないかとの問いに、自身の告知についてはほとんどの人が告知して欲しいと手を挙げていました。しかし、それが家族となると話は別。告知しないことは家族を守ることにはならないということを覚えておきましょう。φ(..)メモメモ
がん告知後、時間の経過とともに受容と否認の波を繰り返しながら徐々に受容の方向に向かっていきます。あるポイントに達すると情報を集めたり周囲の人に相談したり、セカンドオピニオンを受けたり、治療を受け入れます。しかし、こうならない場合があります。適応障害やうつ病に5~10%の人が陥ります。
また、再発など悪い知らせで受容から否認にドンと落ちます。そこからまた受容に向かう訳ですが。そして、がん患者の場合、3分の1の人に特別な心のケアが必要になるそうです。
うつ病は全人口の3~6%、400万人~800万人いるらしいですが、受療者は100万人しかおらず治療を受けなければならないのに本人や家族に自覚がなく治療を受けずにいます。そして、内科医や外科医にはうつ病の合併があっても良くわかっていません。・・・という事で、本人や家族、医者であっても、がんという大きな病気になったのだから落ち込んでも当たり前だとか思わないこと。2週間以上全然気分は前向きにならないぞ!と、本人や周囲が感じたら専門家に相談しましょう。φ(..)メモメモ
で、詳しいうつの症状だとか、なりやすい人だとかがあるわけですが、がんと同じでなっちゃったものは対処するしか仕方がない!ってことで~それは省いて(^^;)、うつになりらないようにするにはどうすればいいかってことが大事なわけです。
ソーシャルサポートがある人
・病気になりにくい
・がんでもソーシャルサポートがある方が長生きする
・主治医とフランクに話せる患者は長生きする
米国でグループ療法というものを乳がん転移した集団を対象にしたところ、していなかった人より2倍長生きをしたそうな。また、その治療後も患者同士で連絡を取り合うようになるそう。何か分かりますね、その感覚。院内でも患者会などでもお互いに聞き合い、情報交換をすることで次の手段を知ったり励ましあえたり、治療に前向きになれる気がします。そういう意味で、このインターネットを使ったブログや掲示板、SNSなども結構役にたっているんじゃないのかな?直接会ってお話をするのが一番だとは思いますけど。
心と体をほぐすことで、からだの調子を整える。という事で、リラックスする方法。
・・・と説明しようと思いましたが、保坂先生ご自身ががんになった人を対象に解説しているページがありましたのでリンクを貼ります。
不安の正体を医療者と一緒に見極めましょう。
一人でできるリラクセーションやイメージ療法もあります
・・・とここまで来て何ですが、上に挙げたページがあるサイト、ココ見るとこの講演の内容が網羅されているような(^▽^;)
ご自身が、がんになったら
わたし、何のためにここまでまとめたんでしょorz
でも、この「がん患者さんと心の社会生活をサポートする情報サイト 大切にしたい、いのちのビジョン。」は、なかなか優れものです。がん患者だけでなくどんな方にも見てほしいサイトです。
あっと、それから・・・
・適度な運動はがんに良い。
・家族の方がダメージを受けている場合がある。
この2つも大切でした。この講演の後、理学療法士による簡単なリハビリ体操がありました。主に腕を動かす運動ですが、それをする以前のからだの準備、呼吸と体の内側(体幹)を整えるような運動もありました。
そして家族の事。患者側は前向きに治療に向かうようになっても家族の方が落ち込んだりします。大切な人を失う喪失感、頑張って患者を支えなければいけないというプレッシャーが家族を襲います。家族は第2の患者だそうです。どちらも体験していますが、本当に家族としてがん患者を支える方が辛かったです。グリーフワークが1年は必要だそうです。
追記:外科医や内科医は心の病気を良く分かっていない場合が多いですが、精神科医もがんの治療について知らないことが多いようです。乳がんでいえば、ノルバデックスが原因と思われるうつの患者にパキシルはいけないそうです。その場合、トレドミンを利用するのがいいそうです。で、どの薬でもそうですが、その薬(ノルバデックス)をやめれば症状はなくなりますが、再発などの事を考えると抗うつ薬を使って副作用を抑えながら治療を続けることがいいとのことです。
で、今薬の名前にリンクを貼ろうと「おくすり100番」を見ていて思ったんですが、ノルバデックス(タモキシフェン)の方に飲み合わせが悪い薬が書いてあっても、パキシルの方には飲み合わせが悪い薬があります程度のことしか書いてありません。新しい薬を他科で出された場合、薬剤師に確認をすることとご自身でも調べてみてください。
by neko-no-mori
| 2010-10-05 14:43
| 講演会レポート
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